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宮古島周辺の大きな島で、唯一橋がかかっておらず、船で行くしかなかった伊良部島に、2015年1月ついに橋がかかったことはご存知でしょうか?

ちょうどその頃、何の前知識も無いまま偶然その場に居合わせたわたしは、開通直前のゲートが閉ざされたままの橋を見る機会に恵まれました。

橋が開通するに従い廃止されてしまうフェリーにも、もちろん乗りましたが・・・。

伊良部大橋は全長3,540メートル。
料金を取らない橋としては、日本一の長さを誇るそうです。
しかも海上を渡る橋。
しかもそこは宮古の海。
宮古島の海は、透明度で言うと沖縄本島の海をはるかに凌駕します。
透明なエメラルドグリーンという感じ。
そこを一気に渡り切る、片側一車線の大橋です。

中央はこんもりと盛り上がっていて、向かって左側に歩道があるので、すこし長いですが、徒歩や自転車で渡るのにも最高の橋です。
さて、話は戻りますが、開通前の大橋の様子。
特記すべき事項はないですが、一生に一度しか出会えない歴史的な瞬間は、誰もがこころを昂ぶらせるときでもありますよね。
宮古側から見た伊良部大橋(開通前)の手前には作業員小屋があり、そこへ至るまでの道すがら思ったのは、「ありゃ、こりゃまだまだだわ」ということでした。

大橋の開通は1月31日。

わたしが訪れたのは1月30日。

開通前夜にもかかわらず、道手前には植える前の花々や、掘り起こされたままの土くれ、積み上げるのを待つ石やレンガが置きっぱなしになっていました。
ま、それも沖縄らしいっちゃらしくて、わたしは大好きなんですが。
開通のセレモニーには本当にたくさんの人々が訪れたそうで、みんな思い思いの格好をして歩いて渡ったそうです。
残念ながらわたしは行けなかったのですが、踊ったり歌ったり、それはそれは沖縄らしい(宮古らしい)光景が見られたことと思います。
うーーんと、書いてしまうと大したことはなくなってしまうようですが、この伊良部島に橋がかかったというのは、本当はとても大したことなんです。
なんでも、「宮古と伊良部を結ぶ橋を作ろう!」と誰かが言い出したのは、昭和49年のこととか。
もう40年間も、「やろう、やろう」といいながら先延ばしになってきたことなんですね。
それにしても、個人的な感想を述べさせていただくのならば、少し寂しい感じがするんです。
わたしがお知り合いになった宮古のおじいは、

「橋をかけても島の活性化になるとは限らん。現に離島に橋を一本もかけていない石垣島は、それぞれの島が独立している。むしろ島の人口が流出してしまうことにもなりかねないのでは・・・。」

というようなことをおっしゃっていました。

観光的には、良い。
伊良部島の人にとっても、良い。
他の伊良部島の人にとっては、良くない。

部外者のわたしが言うのは、本当に意味のないことなんですが、そういうこともあって、40年間待たれたのだと思います。
まあ何にせよ、かかったものはかかったもの。
これで宮古島の離島は、神様の住まれる島である大神島を除いて、全ての島に橋がかかったことになります。
(石垣との間にある島、多良間島を除く)

宮古島を訪れる際には、ぜひ!全ての島まで橋渡りをしてみることをオススメします。
(もちろん徒歩で!)

寄稿:kanreyさま
Photos by O.P.C

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